皆さんこんにちは!
沖縄県中頭郡西原町を拠点に水道工事や配管工事のみならず、水道まわりのトラブル対応からリフォーム、オーダー家具の製作まで、住まいに関する多様な業務を手がけている
オアシス、更新担当の富山です。
目次
建物の中で、人が毎日必ず触れるもの。
それが 木製建具 です。
ドアを開ける、閉める、引く。
その何気ない動作の中に、快適さ・使いやすさ・品質の差がはっきりと現れます。
木製建具は、見た目のデザインだけでなく、
👉 構造・精度・調整力
によって完成度が決まる、非常に奥深い分野です。
木製建具は単なる“扉”ではありません。
空間と空間を仕切る
音・視線・空気をコントロールする
動線を整える
空間の印象を決定づける
特に木製建具は、
素材の温かみ・加工自由度・調整のしやすさ
という点で、今も多くの住宅・施設で選ばれ続けています。
引き戸の最大のメリットは、
開閉にスペースを取らない
動線を邪魔しない
高齢者・子どもにも優しい
という点です。
しかし施工は決して簡単ではありません。
レールの水平精度
戸車の高さ調整
建物の歪みへの追従
開閉時の音・抵抗感
これらが少しでも狂うと、
❌ 重い
❌ 引っかかる
❌ 音が出る
といった不満につながります。
👉 引き戸は「軽く静かに動いて当たり前」
だからこそ、職人の精度が問われます。
開き戸は構造が単純に見えますが、
実際は非常に繊細です。
丁番(ヒンジ)の取付位置
扉の反り・ねじれへの対応
枠とのチリ(隙間)管理
ラッチ・鍵の噛み合わせ
特に木製の場合、
湿度・温度で微妙に動くため、施工時点だけでなく、
「将来の動き」を想定した取付が必要になります。
造作ドアは、
サイズ
デザイン
素材
取手・金物
すべてを空間に合わせてつくる、完全オーダーの建具です。
その分、
採寸精度
施工順序
他工種との取り合い
が非常にシビアになります。
1mmのズレが、そのまま
👉 閉まらない・当たる・美しくない
につながる世界。
造作ドアは、
建具職人の総合力が試される分野です。
木製建具の施工で、最も重要なのは
**「取り付けて終わりではない」**という点です。
建物は必ず動く
木は必ず呼吸する
使われ方は想定と変わる
だからこそ、
丁番調整
戸車調整
建具削り
当たり修正
といった微調整が欠かせません。
この調整を丁寧にできるかどうかで、
10年後の満足度が変わります。
見た目優先でクリアランス不足
建物の歪みを無視
調整代を残していない
金物選定ミス
これらはすべて、
「あとで直せない不具合」につながります。
👉 良い建具ほど、余裕を持ってつくられている
これがプロの考え方です。
木製建具の仕事は、
体力
精度
観察力
忍耐力
すべてが求められます。
派手さはありませんが、
空間の完成度を左右する
誰の目にも触れる
言い訳ができない
だからこそ、
👉 本物の職人が育つ分野です。
「細かい作業が好き」
「ものづくりが好き」
そんな人には、これ以上ない仕事です。
木製建具の本質は、
木を理解すること
建物を読むこと
未来を想定すること
引き戸・開き戸・造作ドア。
どれも、調整力と経験が完成度を決める仕事です。
最後に評価されるのは、
👉 開けた瞬間の気持ちよさ。
そこまで責任を持つ。
それが、木製建具のプロフェッショナルです。
次回もお楽しみに!
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